潮の流れる強さや流れる方向によるメタルの重さとは。
兵庫県香住の大吉丸さんでのイカメタル 2週連続の乗船です。
今回は少し遠征して鳥取沖でのイカメタルです。
潮の流れが早く、一番流れる時には40号でも少し斜めに入る状況。
途中から風の方向が変わり、船がくるりと回転して流れる方向が真逆に。
今回は潮の流れに対するイカメタルの重さの調整方法です。
【釣り方の解説】
乗合船のイカメタルにおいて一番重要な事はスッテの種類でもカラーでもなく一番重要な事はスッテの重さだと考えています。
最初の船長からの指示で使うイカメタルの重さの指示で重さを決めますが、自分の乗船する船のポジションと潮の流れる方向に対して少しずつ重さを調整して釣っていく事が釣果を伸ばすポイントだと考えています。
イカメタルの重さにより どの位置に仕掛けが入っていくかが変わります。
同じタナを釣る事は大切ですが、同船者より少しでも釣果を伸ばすにはスッテの種類やカラーで目立たせる事も大事ですが、もっと重要なのは一番基本的な事それはスッテの重さです。
同じタナでも見せる位置が少し変わるだけでも釣果は変わります。
自分の乗船位置に対しての潮の流れる方向と強さを把握してスッテの重さを変えていきます。
しかし、極端な事をすると周りの方と絡んでしまうので、少しずつ重さを調整する事が重要です。
【使う重さのポイント】
基本的な考え方は、自分の乗船位置に対して仕掛けが前に払出す場合には軽くして手前に入っていく場合には重くします。
仕掛けの流れる方向を必ず確認して同船者と絡まない事を確認してから重さを変えていきます。
左右のどちらかの真横に流れる時には重さを変える事は出来ませんが、今までの経験上真横より少し斜めに入る事が多いと思います。
使うスッテのサイズは基本的には15号 20号 25号 30号は必ず必要ですが最近15号以下8号 10号 12号 そして40号も使用します。
ここで重要になってくるのが重さとシルエットのバランスです。
15号以下のイカメタルではシルエットの問題はありませんが、25号以上 特に30号以上の場合は圧倒的にタングステンが有利で40号ともなるとケンサキイカに対しては圧倒的にタングステンが有利です。
この釣行でもTG40号でも連発しました。
ケンサキイカのサイズが圧倒的に大型が多い場合はタングステンモデルよりナマリモデルの方が釣れるサイズが明らかに大きいという事がありました。
スルメイカの場合にはナマリモデルかタングステンかはその時の釣れるイカのサイズにより異なり、ナマリモデルが釣れる事も良くあります。
重さに対するイカメタルの詳しいバランス調整については改めて解説したいと思います。
【お世話になった遊漁船】
大吉丸
兵庫県香住柴山
090-5465-2646
HPはこちら
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