シーズン初期や活性の低い時に有効なイカメタルの釣り方。
特にシーズン初期はケンサキイカがボトムに溜まる傾向が強く、この釣り方は凄く有効です。
昨年に一度公開した動画ですが、今年イカメタルを始められる方にも見ていただきたい動画です。
イカがボトム付近に集中している時は激しい誘いはNGです。
穂先のテーパーの違いでイカメタルの釣り方は全く変わります。
活性が高い時は高い時の誘い方、活性が低い時は低い時の誘い方が有ります。
今回の動画ではシーズン初期のケンサキイカの数がまだまだ少ない時に有効な誘い方を解説しています。
※イカの種類や習性を知る事でイカメタルは大きく変わります
(あくまでも個人的な経験と感想です)
ヤリイカ
基本的に釣れるレンジはボトム付近、状況次第では浮き上がる事も有ります。
大型のヤリイカはケンサキ同様に釣りやすいですが、テクニカルなのは小型のヤリイカの数釣りです。
釣れる水深はボトムより5m以内を集中的に狙う事がおすすめです。
■狙い方のポイント
触手が短いため小型サイズはアタリが出にくく、水深が浅い場所では15号以下のイカメタルでのフォール中心の展開も有り。
エサ巻きスッテも有効。オモリグ仕様も有効。
大型になるとボトム中心のスピニングゲームで爆発する事も有り。
ケンサキイカ
基本的に釣れるレンジは中層より下が多いが、ボトム付近で大型が釣れる場合が多い。
深い水深80m以上の場所では中層より上に溜まる事や 小型は水深10m前後に溜まる事もあり。
■狙い方のポイント
一般的なイカメタルとしてのターゲット。
現在発売されているイカメタルの商品の殆どがこのケンサキ向けの商品です。
色んなパターンで狙いますが、太平洋側のイカメタルと日本海側のイカメタルでは狙い方が
変わる事も有ります。遊漁船のスタイル(アンカリング・パラシュート流し)で狙い方が変わってきます。
今回のボトム付近だけを狙った大型のイカ狙いの釣り方はアンカリングの釣り方の方が効果は絶大です。
絶対言える事は「動かす時はキッチリ動かし、止めるる時は確実に止める」この事が確実に数を伸ばすポイントです。
釣れない人を多くは止める時間が短く、常に動かしています。
リグをきっちり止める事は重要です。
スルメイカ
最も動きが早く、ボトム~水面近くまで捕食するため狙うタナはまばら。
この3種類の筒イカ系の中でスルメイカだけを狙った場合、一番他のアングラーとの差が出るのが
スルメイカだと考えています、東北の日本海側、北海道、秋~春(特に冬場)の三重県ではイカメタルのメインターゲットです。
■狙い方のポイント
硬めのイカメタルロッドでの早い動きが絶対おすすめです。
柔らかいイカメタルロッドの場合、アクションを止めてからティップが馴染むまでの間にアタリが出る事も多く、ステイの時間はこの3種類のイカの中で一番短くても大丈夫です。
ジギング同様の動き、ワンピッチジャークもとても有効です。
探るタナを広くして、いかにスルメイカの釣れるタナを見つけるかが重要です。
■撮影協力
なぶら丸
石川県加賀市塩屋港
090-3290-1619
http://www.naburamaruv.jp/