石川県加賀のなぶら丸さんでのイカメタル2日目
前日のポイントより少し深くなった64mでのイカメタル。
最初は船の真下をベイトタックルでのバーチカル狙いで浅ダナを狙っていましたが
徐々に船の真下で釣れなくなり そこからがスピニングイカメタルで狙い怒涛のラッシュ!
今回は8号のメタラーをメインで使用したのでロッドはオーシャンソードヴァーテックスを使用。
15号以上のメタラーを使用する場合にはオーシャンスピアスピニングモデルを使います。
今回のなぶら丸さんのイカメタルでは船の真下より少し離れたケンサキを狙うには
やはりスピニングタックルは有効です。
そしてこの日のポイントはリグのフォールスピード。
15号のメタルスッテで乗らないケンサキもフォールスピードが1/2の8号のメタラーを使用した
リグに連発。最近イカメタルの標準的な重さが20号以上 25号以上も使用しているイカメタルでしたが
場所やその日の狙う水深によっては8〜15までのメタルスッテは有効です。
最近のイカメタルの傾向
10年以上前に福井を中心にイカメタルをスタートさせた時のメタルスッテの
メインサイズは8号 10号 12号でした。
しかし イカメタルが日本全国に広がり色んなエリアで行うようになり
使うメタルスッテのサイズも30号 40号 そして今では50号も使うようになりました。
しかし 場所によっては潮の流れない湾内や20mより浅い水深でのイカメタルが良く釣れています。
船の真下ならベイトタックルで大丈夫ですが船から離れた場所の浅い水深を狙っていくには
スピニングタックルが有効です。
今までスピニングイカメタルの問題点は水深の把握が一番のポイントでしたが
今年発売されたアバニ イカメタルMAXパワーX9 マーキングの発売により
この問題が大きく変わりました。
1m単位のピッチ 色がはっきり分かるカラーまるでカウンター付きのベイトタックルで
狙っている感覚です。
レバーブレーキスピニングリール
そしてこのスピニングイカメタルで釣果UPのポイントがレバーブレーキスピニングリールです。
レバーブレーキスピニングリールは本来レバーをフリーにしてドラグで対応出来ない魚に対して
スプールの回転を逆転させて大きな魚に対応する目的ですが イカメタルにおいては
スプールを逆転させてラインを送り出していきます。
レバーのON OFFだけで片手でラインの送り出しが可能になります。
普通のスピニングリールの場合 ベールを起こしてラインを出しますが
この片手でベールを起こさずラインを送り出す事が出来るのがレバーブレーキスピニングリールの一番の武器です。
■お世話になった遊漁船
ナブラ丸
石川県加賀市塩屋港
http://www.naburamaruv.jp/