ティップランエギングが生まれた三重県南伊勢町五ヶ所湾、最初この釣り方をしている船が無かった頃は当然のごとく、どこでも連発でしたが、今では完全に激戦区となった五ヶ所湾で新しいティップランエギ(ティップランナーチビ)も使用。
今年の傾向
今年は例年に比べ、全国的にアオリイカの数も多くこの五ヶ所湾でもいつもよりは多い状況。
近年の水温上昇の結果、過去にはアオリの生息しなかったエリアにもアオリイカが生息し、
逆に過去に釣れていなかったポイントでは全く釣れないなど、状況は変わりました。
本来、水中に生える海藻が水温上昇で今まで釣れていたポイントでは無くなり、イカの付くポイントは限られています。
その一つの答えが今回良く釣れたシャローポイント(水深10m以下)でのティップランでした。
シャローティップランが釣れる理由
今までもシャローエリアのティップランは存在し、攻める事も可能でした。
例えば従来のノーマルエギ(2,5号)にティップランシンカー10gをプラスすれば可能です。
しかし、ティップランナーチビ(2.5号)がこれだけ釣れる理由は・・・・？
せひ動画もご覧ください！
釣れる理由① エギのシルエットのサイズ
2.5号のエギにシンカーをプラスした場合、全体のシルエットサイズはほぼ3号と同じサイズになり2.5号より大きくなります。
「大きなアオリイカ＝大きなエギ」という考え方は果たして・・・・
今回このエギを使って驚いた事が有ります。
それは動画の中にも有る回収してきたエギにアオリイカが付いてくる事も何度も有りました。
他のサイズのティップランナーでは付いて来る事は有りませんでしたが、ティップランナーチビ(2.5号)だけにはアオリイカが何度も追いかけて来てサイトフィッシングでも釣る事が出来ました。
釣れる理由② エギのダート性能
ティップランナーチビの圧倒的にイカを寄せる効果は抜群のダート性能です。
シンカーを装着しない2.5号(14g)でこれだけダートするエギは間違いなく他には有りません。
水深15ｍ以下でのティップラン間違いなくアオリイカを寄せる効果は絶大です。
釣れる理由③ フォール姿勢
今年このエギを使っていて一番驚いた事はフォールヒット！
普通に落としても中々効果は分かりませが水中でラインの抵抗を受けた時のフォール姿勢は間違いなく「イカが抱きたくなる姿勢」なのだと思っています。
常にティップランナーチビが釣れるという事は無いと思いますが
初期のティップラン、ナイトティップラン、そしてシルエットで食わせるティップランなど、
絶対持っていて損はないティップランナーチビ(2.5号)ぜひお試し下さい。
■お世話になった遊漁船
三吉丸
三重県南伊勢町礫浦
080-1555-3399
http://sankichimaru.com/
