今年は幸運にも4.2キロを沖縄で、3.3キロを和歌山県のすさみで釣らせていただく事が出来ました。
今年は和歌山で5キロ、4キロオーバーも数ハイ、3キロオーバーも多数出ています。
なぜ、今年はこんなに、レッドモンスターが釣れるのか?
詳しい事は別としても、これだけのレッドモンスターが釣れるようになったのは、
サウスカレントや大洋丸の船長ともお話させていただきましたが、
船の流れるスピードをコントロールで出来るようになった事が一番の要因だと思っています。
この3年間で種子島に約25日、串本にも延べ日数は20日くらい釣行していますが、
あれだけ、種子島に通っても3キロオーバーが釣れたのはごく僅か、連発したのは自分の記憶では1日です。
それなのに、今年の串本では3キロオーバーは高確率で釣れています。
その理由は・・・・・ズバリ、ティップランプラスで狙うようになった事が一番大きな要因だと思っています。
ティップランプラスの一番大きなメリットは船の流れをコントロールする事が出来る事。
レッドモンスターが釣れる一番の3大要因は
①ポイント
②地合い
③船の流れるスピード
①②はどんな条件下でも何とかなりました。
しかし、③だけは今までの狙い方ではどうしようも有りませんでした。
理由は・・・すべて自然任せだったからです。
3キロオーバーのシロイカ型のアオリが三重で釣れる条件はティップランではなく、
ボートからでも水平にフォールさせる事です。
エギの姿勢が水平ではなく、横に引っ張られず、縦にフォールする事です。
3キロオーバーのシロイカ型のアオリイカはティップランの動き(横方向)に対しての反応は極めて鈍いです。
産卵を40M前後で行う、アカイカ型アオリにとっても、よく言われている事は大きい動きに反応しにくい。
思うに、早く横に流れるエギに対しては、極めて反応しにくいのではないかという事。
自分の経験でも、数少ない種子島で3キロオーバーを連発した時も、船はゆっくり流れ、底潮だけ効いている時が
一番連発した時でした。
和歌山においても、過去に3キロオーバーをティップランで釣った時も同じでした。
それがティップランプラスになり、爆風下でも船の流れるスピードをコントロール出来る事が
一番レッドモンスターが釣れるようになった大きな要因だと考えています。
レッドモンスターの一番大きいのが釣れる時期として3月後半から4月と言っていますが、
種子島でも2月5キロオーバーが良く釣れたという話も聞きました。
今年の和歌山でも3キロオーバーは1月後半から2月が多かったように思います。
3月から4月に釣れているのはもしかしたら、釣れる時期というより、釣りやすい条件がその時期なのではとも
思っています。
種子島でも4月や5月に釣れるレッドモンスターの多くは胴長は長いんですが、以外に身の厚みが薄い、
それに対して、今年のすさみのレッドモンスターは胴長は短くても、重さが以外に重い。
これはあくまでも推測でしか有りませんが、悪条件でもボートエギングが可能なティップランプラスなら、
レッドモンスターを狙える時期が変わってくるかも知れません。